まるたのました(仮)

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新・剣と魔法と学園モノ。 刻の学園の感想。


アップデートが配信されたようです。
http://totomono.jp/tokigaku/system/update/index.html


ある程度は前記事を参照。
http://d.hatena.ne.jp/Miyaji/20120723


若干ネタバレあり。なので開く方は注意。













スクショ画像...アレ、これどうやって引き出すのさー。





・ボリューム
テキパキやれば1シナリオすぐに終わります。
3通りの展開があるので全部見ようと思えばある程度時間はかかります。
依頼の数も多く無いし、最短目指せばそうでも無いけど...


レベル上げとかアイコン探す手間、人によっては宝箱粘りもすると思うので
予想以上に時間がかかることも。やり方次第...でしょうかね〜


クリアすると強制周回となってしまい、余韻冷めぬまま最初からに。
過去作では周回するかどうか選べたので油断した。
キャラやアイテムは残るけど... 賛否両論、私はやや不満。



・学園について
食堂と中庭の存在意義が... 2周したけどここ使ってない気がする。
項目が増えたのに全然生かされて無い。実験室あるのに練成は店で行うし、
食堂あるのに回復は保健室。っていうか、イベント発生中以外で人いねぇし!!


使い時の無い場所で、NPCと雑談できるとか...そういうのあると思ってたのに。
例外は1回だけあるけど、これも依頼ネタなんだよなー...



・会話・イベントについて

依頼を受け、マップで「?マーク」を探し、イベントを発生させる...という流れ。
単純ですが、最初から最後までこの流れで統一です。


会話パートは立ち絵2枚で、メインシナリオのみボイス再生となってます。
どんな盛り上がる場面でも効果音と立ち絵で演出することに。


前作みたいな3Dダンジョン探索ゲーならわかるんだけどこれは地味...
3Dキャラがアクションを取るシステムでは無いにしても、
イベントCGの挿入だけでも印象は変わると思うんですが...


会話そのものは過去作よりも表情・アイコンと
演出強化され見やすくなりました。前記事に書いた通りですね。




・ラブリング
前記事と大体変わらず。選択肢で上下する。
MAXになれば限定学科の解放、店入荷、アイテム入手など良いことが起こる。
別にMAXだからといって仲間として加入も無ければ、
ニヤリとするような特殊イベントも起きない。ラブあんまり関係ない。


ルートによってはMAXにならないキャラも居るということで...
上げ難いデブ妖精はQBルート、ベックは森ルート...という感じ。
一度MAXになった後は維持する必要無いので下げても多分大丈夫。



・マップについて
広大なフィールドと言いますが、別にワールドマップがあって自由に動けるという訳でなく、
ダンジョンを選択してその中を探索するという形です。


しかもそのダンジョンの数は全部で10種類だけ。


マップは時間帯や季節が変われば内装は変わりますが構造は全く同じです。
宝箱の位置も同じ、季節により解放されるエリア...などもも全くありません。
季節によって入れるダンジョンは変わりますが...(このシステムは逆に首を絞めてます)
※時間帯はただ選べるだけで、リアルタイム式RPGという訳ではありません。




・マップ:敵シンボル
基本的にはランダムエンカウントの形式を取ってます。
遭遇率は結構高い方だと思う。いや、そう感じるのかも...


他にも、おばけみたいなアイコンの敵シンボルが存在しますが...
動かない上に、当たってもいつもの雑魚敵。大体避けて終わりです。


ななどらドラゴンとか世界樹FOE級とまではいかなくても、
ちょっと強いモンスターが動いて行く手を阻む...くらいあってもよかったと思う。
過去作とシステム違うのにこれは何の意味があるの... レベル上げが楽になるだけ?





・マップの構造
全体的に平面的です。申し訳程度に高低差のあるマップもあります。
場に似合わないようなマジックキーが存在して、解除することで解放されるエリアがあります。
マップ固有の謎解き要素は殆ど無く、強いて言えば前述したマジックキーくらい。
(廃墟ダンジョンでは特殊なマジックキーがあります。でも解除すればry)


トリックとか、高低絡みとか面白い構造はありません



NPCについて。
転校生については後ほどまとめて...


グラフィックは病氏担当(だと思う) 

気になったのは生徒にイケメン男枠が無いなという点くらい。
NPCの役割は主に依頼と進行程度。戦闘に参加...などはありません。
内で強烈な悪役が存在することはありませんし、本当に脇役程度です。


印象に残るNPC... 強いて言えば、マーチンかよ!このかわいい声で... とか、 
ロリ可愛い...ってくらい。全体的にジェイン推しみたいだけどちょっと半端...


なお、転校生以外のキャラは立ち絵しか無く3Dマップで動くことはありません。
マップ内でNPCと協力したり、戦闘で乱入というのがあれば...
キャラが多いだけに扱いにおいては残念だなと思います。






・3Dキャラの挙動
非常に残念なことにキャラがマップで特殊な動きをすることはありません。
泉で水を飲む動作とか、そういう演出は一切なく移動するだけです。
イベントもADV形式で進むのでNPCは2Dの立ち絵のみです。


戦闘でも武器を振る動作、必殺技の使用くらいです。
武器ごとにグラフィックが用意され、モーションもそれぞれのものとなってます
それも後々、一々見るのが面倒になってくるので大抵スキップします。
勝利画面のモーションは種族・性別ごとに違うので一通り見ておくといいでしょう。


基本的にコレを眺めるゲーだと思ってくれて構いません。




・ゲームバランス
秋・冬の雑魚敵が強くなり、ステータス異常を撒く敵も増えて
詠唱や準備などもありオート戦闘で流すのが厳しくなります。
(全力全開でもスキル使用してくれますが的確さや燃費が...)

ボス戦は火力の無い構成だと厳しく、高火力持ちなら楽という印象。
何といってもMPの回復手段が貧弱ということで... 長期戦は堪えますね。
どのボスも攻撃力は高めなのでリ・・・なんとか(かばう)スキルは結構使える。


ラスボスはレベル50〜60あれば倒せます。難しいようなら宝箱で武器を粘ったり、
精霊使いなどの強力な魔法を使える職を育てると楽になると思います。


全体的に言えば、回復魔法がある学科や、火力・装備力で難易度がガラっと変わるという印象。
弱点のこともあり、攻撃は魔法職に任せて物理職は壁役...なんてことも。
メンバーや装備など、構成寄りかも。戦略性という面では微妙。
裏ボスは後ほど記述。




ややネタバレ度の強い項目についてはまた後日記述予定。
追記)後半記述→ http://d.hatena.ne.jp/Miyaji/20120814
まだ3周目森ルートの秋なので... 




総評としては、
決してクソゲーではないが詰めの甘い微妙ゲーという感じ。


試験作という印象が強いのは変わらず。
次回作が出るならかなりの数の要望を出すことになりそうです。
素材はかなりいいと思うんで、手抜きとかバグ無ければと思う。