まるたのました(仮)

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刻の学園 少しだけ感想


http://totomono.jp/
↑公式サイトです。


「新・剣と魔法と学園モノ。 刻の学園」を購入したので、序盤だけやった感想をば。


あくまで序盤だけやった感想なので、
ネタバレは控えめだと思いますが一応注意ということで...
(あくまで私的観点からのものなので、ゲームの価値を決定付けるものではありません)





◆キャラメイク

前作は種族絵と髪色・20種類から声を選ぶ感じでしたが、
今作ではそれに加えメガネや瞳の色の変更、男女制服の入れ替えもできます。
総合的な印象としては髪型の自由度が少ないな...という感じ。


○今まで2Dだったととものキャラが3Dキャラになって動く!
これが一番ファンには嬉しいのではないでしょうか?


△BP40以上が出難くなっている?
BPは序盤有利になるというだけのものだけですが、拘ると非常にテンポが悪くなります。
因みに、振り分けの仕様上40は欲しいかも。


△捨てボイスが多い。
43種類と前作より倍、しかし可愛いキャラグラに合わないモノも多いです。
それでもやっぱり声当ては面白いですね。


×顔(髪型)が男女込みで4種類しかない。
前作は8種類、今作では男向けの髪型でも女制服に出来るけど...
妄想プレイを推奨しているゲーで、これは致命的であります(2020よりはマシか...)






◆戦闘

キャラクターが通常攻撃や魔法でアクションを取ります。
過去作では掛け声と共にアニメーションが出る程度でしたが、
3Dグラフィックによる直接攻撃を行います。


○3Dキャラが動く。
前述したとおりです。攻撃したり、勝利ポーズを取ったりします。カワイイ☆



△詠唱の導入
過去作では雑魚散らしに高威力の魔法を叩き込んで流すのがデフォでした。
しかし、今作では遅延スキルとなっており発動まで時間がかかってしまいます。


×テンポが非常に悪く、爽快感が薄い。
敵に対して無表情で攻撃を1対1で叩き込みますが...
少ししたら、一々見るのが面倒になります。


○オートバトル・Rスキップで雑魚敵はサクサク
↑の悩みを解決する要素です。挙動をスキップしてダメージが表示されていきます。
デメリットは、状態異常持ちやちょっと強い敵に使い難い点。


△パラメータの補正弄った?
過去作では種族によるHP差がヤバかった(HP1も作れた)のですが、
今作では控えめにはなったがまだまだ優遇不遇があるみたいです。


(?)武器防具では適正武器や特殊効果がわかり易くなりました。
特殊効果の幅がちょっと気になる所ですが、これはまだ把握しきれてないです。
練成によって特殊効果も変わってくる模様。バランスはいかに...




◆序盤のバランスについて。
最初のダンジョンは3人居れば連打・スキップするだけで何とかなります。
奥へ行けば1匹ほど強いモンスターが出ますが大したレベルでは無いでしょう。
旧作の3と比べればRPG初心者にも優しい方かなと。


スキップの効果もあり、探索していくと逆にレベルが上がり過ぎてしまうかもしれません。
因みに私は転校生が加入する前に平均レベルが12になってしまいました(汗)



◆ベース項目が増えた
教室とか、○○室とか...前作では1ページにまとめられていましたが
今作では3階建て、階層移動する必要が出てきます。面倒!
雰囲気は出てますが、面倒!  


しかしながら、ギャルゲーとかであるキャラアイコンの描写により、
依頼などの目的地がわかり易くなるのはいいですね。



◆会話パートの演出面が強化されました。
シナリオに関わる部分はフルボイスになっているみたいです。
テンションを表すアイコンや、キャラの表情も数種類用意されており、
どんな状況でも立ち絵1枚だけしかなかったという過去作よりも好印象です。



◆ラブリングと相性設定。
NPCとの親密度を表すラブリングという要素がありますが、
これは擬似恋愛・友情シュミレーションのような要素・・・ではなく、
単純にキャラに関連するイベントを消化すると上昇したりします。えー
MAXになると学科が増えたりする(違うかも)そうです。何で好感度っぽくしたのかわかりません。
追記)店のラインナップが増えたり、限定学科が全種族解放になるそうです。


相性設定は、今作ではキャラ単体が複数に対して自由に引けるようになりました。
過去作のように1キャラが好き嫌いを1本ずつ引くというのではなく、
好き線を何本も引けて嫌い線を引かない...ということもできたりする。




◆まとめ
何というかまぁ... 良くも悪くも試験作っぽい印象でした。序盤やっただけなのに。
もともと定価分の期待はしていなかったので精神的ダメージは控えめです。


前述した通りお馴染みのキャラが3Dで動くというのは嬉しいことなのですが、
キャラメイクの自由度の低さ...これがやはりネックになっています。
演出自体はやっと並になったという感じ。過去作と比較すると断然いいと思いますが...


今後新シリーズとして出していくのであれば、ユーザーの声を聞くのはもちろん
ゲームバランスとか調整に秀でたスタッフを入れたほうがいいのかもしれません。


個人的には、この種族設定やカワイイ絵...全体の雰囲気は好きなので
将来的に煮詰めていってくれたら嬉しいのですが。うーん、どうかな。